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我、日に我が身を三省す。


とは、論語より、

『吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと』

より、

『毎日三度反省すること。1日に何度も自分の言動を振り返って過失のないようにすること』

だそうですが、
まるで良いことのように書いてありますが、三省とは、ホントに良いことなのでしょうか?


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ここで、ニーチェの話を少し引用しましょう。


<1日の終わりに反省しない>

仕事を終えて、じっくりと反省する。1日が終わって、その1日を振り返って反省する。すると、自分や他人のアラが目に付いて、ついには鬱になる。自分のダメさにも怒りを感じ、アイツは憎たらしいと思ったりする。大抵は、不快で暗い結果に辿り着く。
なぜかというと、冷静に反省したからなどでは決してない。単に疲れているからだ。疲れきった時にする反省など、全て鬱への落とし穴でしかない。疲れているときは反省をしたり、振り返ったり、ましてや日記など書くべきではない。
活発に活動している時、何かに夢中になって打ち込んでいる時、楽しんでいる時、反省したり、振り返って考えたりはしない。だから、自分をダメだと思ったり、人に対して憎しみを覚えたりした時は、疲れている証拠だ。そういうときはさっさと自分を休ませないといけない。


(曙光より)


つまり、反省するという行為自体が素晴らしいものであるわけではないということですね。

前向きに反省することが大切で、それが出来ないようなら反省するより休めと。
要約するとそんな感じでしょうか。


論語と曙光には、物事の解釈の差がありまして、
論語は、理想的な生き方と示していて、
ニーチェは、人間的(自然)な生き方を示しているように感じます。

『1日に何度も自身を振り返るのは素晴らしいことである』
そうとわかっていても、実際に行うのは難しいものです。
そして、疲れていて前向きに反省ができないようであれば、
反省するより休息をとった方がいいというニーチェの教えは、的を射ているように思いませんか?


こうして、これから名言も交えつつ考察していけたらいいなと思いました。


では。
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