本当の敵とは一体何なのでしょうか。


今日はそんな話。

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僕たちがまだ小さかった頃。
敵といえば強大で、敵といえば悪だった。

僕らが若かった頃。
敵といえば大人で、敵は必ずしも悪ではなかった。

そして、大人になった時。
敵とは一体何で、悪とは一体なんだろう。

必ずしも目に見えるものが敵ではなくなり、
必ずしも悪と戦うわけではない。

どれ程準備をしようと
常に戦いが起こるわけではなく。

肩透かしを喰らったような空虚感が場に満ちる。

敵とは一体なんなのだろうか。

敵対しても、戦わない。
そういう『ズルい』大人が世界には多いのかもしれない。
そして、そうして、人は大人になっていくのかもしれない。


『真の敵は自分』とよく聞くが、それは違う。

自分は、自分の一番の味方なのだ。

自分のことを一番よく知り、よく考えてくれるのは自分なのだ。

自分を信じることができない人に、人を信じることなど出来はしない。



では。